嵐風颪の日々〜小説と日々〜

中学生嵐風颪が書く、ブログ。小説第一部「鏡界の境界」完結、第二部「スレイヤーズギルド(仮)」、現在連載中です!!

鏡界の境界 第十六話

実はコレ、予約投稿ですw
昨日に書いておきました。

ふう、どうなのかな……。
ちなみにジョン・タイターの予言を参考にしました。
詳しく知りたければググってみよう!!

では!!

第一話へ


第十六話

 しばらくすると、すすり泣きのような声が耳に届いた。
 ……泣いてるのか? そりゃそうだろうな。生きられると思ってここでやってきたのに、突然「お前は死ぬ」なんていわれたら……。しかもそれが実の兄に、だ。……もしオレがあの時殺される運命にあるのだとしたら──ええい、そんなこと考えたくもねぇ。
「おい、知樹とか言ったか?」
 知樹はしゃくり上げながら頷いた。
「何だ、その……未来は変えられるって言うだろ? だったら──」
 俺が言葉を止めたのも知樹が何か呟いているからだった。
「……えられない……過去は変えられないんだ!!
 そう聞いた時、オレは言葉に詰まった。……そうか。そうだったな。畜生が。

「でだ……どうする気だ? 正世へ帰るのか?」
 オレ達は再びガロンの部屋に戻ってきた。知樹が「正世へ帰る」と言いだし、ガロンが部屋で話をしようと言い、ヒロがついていき、相棒であるオレがここにいるというわけだ。
「はい……」
 無言のひと時が過ぎる。沈黙を破ったのはオレだ。
「……正世に帰るって事は、死にいくって事じゃないのか?」
「そうですよ? ……知樹、もう少しここにいて……」
「ここにいたって死ににいったって一緒です……だったら兄上……僕はさっさと死にたい!!」
 待てよ、死にたいって……。
「死にたい……? お前何考えてんだ──」
ふざけるな!!!
 ヒロ……?
「お前はそれでも……それでも──」
「灯家の一員だと?」
 灯家……? 知樹は今そう言ったな。どこかの一族かい?
「そうです。僕たちの一族ですよ。死にたい……灯家では禁句とされているはずでしょう!?」
 ふん、最もなしきたりだな。
「もう死ぬんだからいいでしょう!?」
 その知樹の言葉にヒロはキレたようだ。表情が変わった。
「……なら、死になさい。お前みたいな弱者は死ね! 灯家にそのような人物はいりません!」
「おい、いくらなんでもそれは言い過ぎじゃ──」
「戦争とはそうなんです!! 覚えておきなさい、レン! 人類は2015年から20年に、そして2099年からずっと、2114年まで! ずっと戦争をするのです!!」
 オレは硬直した。まさか……嘘だろ?
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次回予告:知樹の今後、そして戦争…!

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Comment[この記事へのコメント]

No title 

  • K-L'-7 
  • URL 
  • at 2008.08.20 15:08 
  • [編集]
「……えられない……過去は変えられないんだ!!」かっこ良い
もうすぐ戦争ですか、面白そう!
どんな戦争だろう、爆弾とかかな?

No title 

  • カル 
  • URL 
  • at 2008.08.20 21:22 
  • [編集]
そりゃ過去は変えられないな。
ドラえもんがいれば別だけど・・・。
未来の武器はどんなんなんだろう?

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